最近、その甘い香りが忘れられなくて
リビングでディフューズしているフェンネル。
女性のホルモンのバランスにも
よい影響を及ぼすという話なので
フェンネルを摂取したい、と
実家の畑から頂いてきました。
花が咲いて、柔らかい葉の部分が残り少なく
葉を少しだけ摘んでフレッシュハーブティーに。
お花は可愛いので飾るためにたくさん切ってきましたら…
この写真、よーく見ていただくと…
イモムシちゃんがついてきました。
鮮やかなアゲハ蝶の幼虫が知らないうちに3匹も!
気付かず連れてきてしまいごめんよ〜
ひとまずサナギになるまで見守ります。
調べてみるとどうやらフェンネルには
キアゲハの幼虫がつきやすいそうです。
セリ科とみかんの葉が好物だそうで
みかんの木にはたくさん幼虫がついているのは
いつも見ていたのですが
フェンネルは気付かなかった。
色も似ていますから、全く気付かず連れてきてしまった次第です。
ちょうど台風がくる日だったので
雨風をしのぐのにタイミングがよかったかな。
フェンネルの甘い香りが好きなんて
好みが合うわね、なんて思いつつ
鮮やかなイモムシを見守る日々です。
フェンネルは甘くてあまりくせのない香りで
魚料理や肉料理にも使われます。
古代エジプトでは様々な症状の薬として使われ
古代ギリシャではオリンピック出場者の体力増強のためにフェンネルの種を食べたそうです。
ローマの剣闘士もスタミナをつけて勇気を増すために食べたそうです。
ヒポクラテスの書物には蛇の毒の治療薬として書かれており、中国やヒンズーでも蛇毒に対応する解毒剤ど考えていたそうです。
異なる場所で同じ使い方をされていたというのは興味深いことです。
中世、悪いものから身を守るお守りとして使われていたのはこの抗毒性に由来するのかも、と言われています。
扉にフェンネルの枝を吊るしたり
鍵穴にフェンネルの種を入れたりしたそうです。
鍵穴、詰まっちゃいませんか?
なんて気になりますね。
16世紀には「太り過ぎの人を痩せさせる」ためにフェンネルを使いました。
フェンネルの香り葉神経どホルモン分泌に刺激を与える作用がある。
フェンネルの葉は記憶力を増進し、脳に刺激を与えるとも言われています。
ジャンバルネ博士は
フェンネルは過度に用いると痙攣を引き起こす可能性があるが、適量を守れば神経を鎮静する作用があるとしています。
また博士はフェンネルの精油には動物を臆病にする効果があるとも言っています。
デトックスに、強壮効果を得るのに最適。
また、PMS、更年期に起きる情緒不安定や、思考が弱っている時、神経が衰弱した時、病後の回復期に入るとよいでしょう。
マッサージ
スィートアーモンドオイル大さじ一杯
身体の毒素を出しデトックス、健康を回復する。
ディフューズ
空気中の細菌に対する殺菌効果
6歳未満の子ども、妊婦には使用しない。