こんにちは、花萃です。
四柱推命で使う陰陽五行、
１０エレメンツですが
さらに細かく分けると
60通りあります。
還暦というのは
誕生した年の干支が60通り
一周回って暦が還るという意味です。
寿命が今より短かった時代は
とてもおめでたいことだったのでしょうね^^
私の四柱推命では主に
生まれ日の干支をみます。
例えば私は生まれ年が己未（つちのとひつじ）ですが
生まれ日は丁亥なので火の陰の性質。
今日お話しする癸亥（みずのといのしし）は
水の陰の性質の人です。
一般的に水の陰の人は
とても優しく人に与えすぎて
自分が消耗してしまったりして
とてもおとなしい感じの人が多いのです。
しかし、この60番の癸亥の人は
何か違った雰囲気を秘めています。
以前こちらにも書きましたが
異常干支の人は
中殺や大運天中殺を持っていなくても
それらしい運気を持っていることが多く
多くは波乱万丈としてそれが現れます。
60番癸亥は異常干支ではありませんが
持っているエネルギーの強さに
異常性が出ることが多い気がします。
異常干支の異常性は
精神性に起因していますが
癸亥の異常性はそのエネルギーに
起因しています。
本来、癸はとても穏やかで優しく
人に与える心にあふれていて
与えすぎて消耗するような印象です。
私の家族に2人癸がいますがみていると
人の役に立ちそうなこと
喜びそうなことをすることが彼らの喜びです。
癸亥ももちろんそうなのですが
そのエネルギーがとても強く
人に与え続けても消耗することなく
そのエネルギーはさらに増大していきます。
与える精神と行動で徳を積み
それゆえ人も集まります。
サザンオールスターズの桑田さんや
明石家さんまさんが癸亥なのは
なるほどな〜という感じです。
経営者さんの鑑定をすることが多い中で
やはり癸亥はダイナミックな成功をして
周りに還元している人がいます。
では、癸亥は
全員ダイナミックな成功者かというと
そんなこともありません。
運気の振れ幅が大きいので
成功の影に大きな苦労もあります。
その振れ幅の波に飲まれ
上がれない人もいます。
実際鑑定した中でも
癸亥＋五徳（通変星）の人がいましたが
うまくいかないことが多く
迷い悩んでいました。
時期的なものもあるでしょうし
今後、のし上がるかもしれませんが
なぜそうなったのかに気づかなければ
それも難しいでしょう。
四柱推命をやっていて感じるのは
命式がどうであろうと
人生は変えられるということ。
なぜこの人が？という命式で
大会社の社長さんもたくさんいました。
そういう人に共通するのは
周囲の人に心からの感謝を感じ
それを伝え、還元していること。
すすんで人を助けていること。
我欲を後ろに下げて人を優先していました。
不満を言わない
人のせいにしない
なんでも決めつけない
これは癸亥の人だけでなく
全ての人に当てはまることです。
多くの人を苦しめ傷つけ嫌な思いをさせたなら
それはその人の人生に現れます。
バチが当たるとはまさにこのことで
昔の人はよく言ったものだと思います。
多くの人を喜ばせ、楽しませ、嬉しくさせたなら
それもその人の人生に現れます。
例えば、日常的に
家族の手伝いをする、
困っている人の手助けをするのも１つ。
大切なのは言われる前にこちらから手を差し伸べること。
駅で迷っている人がいたら、
声をかけて案内してあげたり
道にゴミが落ちてたら拾って捨てたり
ちょっとしたことでいいのです。
そしてそれを続けること。
今日だけやっても何も変わりません。
毎日、当たり前のようにできたら
意外と天はみているものですよ。
運気を好転させる方法はこちらでも書いてますので
ぜひ読んでみてくださいね。
先日、亀戸天神の藤まつりに赴きました。
神社参拝も、気持ちを改めるのに良いですね^^
私は毎月月初、月中に行くようにしています。
初詣だけという人も多いかもしれませんが
毎月氏神様へ感謝を伝えに行くのも
オススメですよ^^
